せどりの仕入れ先はどこがいい?4つの方法と、利益を残す「サイズ逆算」のコツ
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🖊 この記事は、筆者が実際に体験した内容をもとに書いています。
せどりの仕入れは「安く買えたか」だけでは決まらない
せどりを始めるとき、誰もが最初に悩むのが「どこで仕入れればいいのか」です。私も50代からメルカリせどりを始めたとき、まずここでつまずきました。
そして仕入れに慣れてきた頃、もう一つの落とし穴に気づきました。安く仕入れたはずなのに、手元にほとんどお金が残らないのです。原因は送料でした。仕入れ値ばかり見ていて、「その商品をいくらで送れるか」を計算に入れていなかったのです。
この記事では、代表的な4つの仕入れ先を比較したうえで、仕入れの段階で利益を確保するための「サイズ逆算」という考え方をお伝えします。仕入れ先選びと同じくらい、ここが利益を左右します。
せどりの仕入れ先4選|それぞれの特徴を比較
まずは代表的な仕入れ先を、特徴とあわせて見ていきましょう。
① リサイクルショップ・ハードオフ(店舗仕入れ)
私自身は電脳仕入れ中心なので、こちらは調べた情報としての紹介になりますが、実店舗に足を運んで掘り出し物を探すスタイルです。現物を手に取って状態を確認できるのが最大の強みで、写真では分からない傷や動作もその場でチェックできます。
ジャンク品コーナーは特に狙い目とされ、清掃や電池交換をするだけで見違える商品が眠っていることもあるようです。一方で、店舗を回る時間と交通費がかかるのが弱点です。
狙われやすい商品の例:ゲームソフト・レトロゲーム機、電動工具、ブランド食器、カメラのレンズやフィルム機。いずれも小さく送れて、状態の良し悪しが価格に直結するジャンルとされています。
具体的な狙い方はハードオフ・リサイクルショップせどりで月1万円を目指す方法【50代向け】にまとめています。
② AliExpressなどの海外通販(電脳仕入れ)
自宅にいながらパソコン・スマホだけで完結する仕入れです。1個あたりの単価を大きく下げられるのが魅力で、まとめて注文すればさらに安くなります。
ただし到着まで2〜3週間かかることが多く、届いた商品の品質が写真と違うリスクもあります。最初は少量のテスト仕入れから始めるのが安全です。
狙う商品の例:スマホ・PC周辺の小物(ケース、ケーブル、スタンド)、アクセサリー、手芸・DIYのパーツ。軽くて小さく、単価を下げやすいジャンルが向いています。
なお、電化製品や無線機器(Bluetooth・Wi-Fi機能を持つもの)は、PSEマーク・技適マークが付いていないと日本国内で販売できません。海外通販ではここが抜けている商品が多いので、電気を使うものを仕入れるときは必ず確認してください。
始め方は電脳せどりとは?50代からできる自宅完結の仕入れ術【始め方ガイド】で詳しく解説しています。
③ メルカリ・ヤフオクなどのフリマ・オークション
相場より安く出品されている商品を買い、別の場所で適正価格で売る方法です。スマホひとつで完結し、仕入れ時は送料込みの価格で買えるため、副業としては最も手軽なスタイルです(※自分が売るときの送料は別途かかります。ここが後述する「サイズ逆算」の話につながります)。
出品者の値下げ交渉に応じてもらえれば、さらに仕入れ値を抑えられます。ただし競合も多く、良い商品はすぐ売れてしまうため、こまめなチェックが必要です。
狙う商品の例:型番のある家電・ガジェット、書籍やDVDのセット売り、ブランド衣類。「まとめ売り」を1点ずつバラして売ると差益が出やすいジャンルです。
④ 卸サイト(NETSEAなど)
事業者向けの卸売サイトから仕入れる方法です。同じ商品を継続的に安く仕入れられるため、売れ筋が固まってきた段階では強力な選択肢になります。
一方でロット単位(まとめ買い)が基本のため、売れなかったときの在庫リスクは大きくなります。初心者がいきなり手を出す場所ではありません。
狙う商品の例:消耗品(雑貨・キッチン用品・季節家電の付属品)など、リピート購入されやすいもの。売れ筋が分かってから使う場所です。
4つの仕入れ先を比較すると
| 仕入れ先 | 手軽さ | 仕入れ単価 | 在庫リスク | 初心者向け度 |
|---|---|---|---|---|
| リサイクルショップ | △(外出が必要) | 中 | 小 | ◎ |
| 海外通販 | ○(自宅完結) | 安い | 中 | ○ |
| フリマ・オークション | ◎(スマホのみ) | 中〜高 | 小 | ◎ |
| 卸サイト | ○(自宅完結) | 安い | 大 | △ |
最初の1品目は、リサイクルショップかフリマ仕入れから始めるのがおすすめです。少額で試せて、失敗しても損失が小さいためです。
仕入れる前に必ず計算する「3つの数字」
どの仕入れ先を選ぶにしても、仕入れる前に電卓を叩く習慣が利益を守ります。確認するのは次の3つです。
1. 仕入れ値 — 実際に払う金額(交通費や海外送料も含めて考える)
2. 販売手数料 — メルカリなら販売価格の10%
3. 送料 — ここを忘れる人がとても多い
この3つを売値から引いて、はじめて手元に残る金額が分かります。特に3つ目の送料が、次にお話しする「サイズ逆算」の話につながります。
送料は「サイズ」で決まる。だから仕入れ時にサイズを見る
ここが、この記事で一番お伝えしたいポイントです。
メルカリの送料は商品の値段ではなく、荷物のサイズで決まります。つまり、同じ3,000円で売れる商品でも、大きさによって手元に残る利益がまったく変わるということです。
実際に計算してみましょう。売値3,000円・仕入れ値1,000円・販売手数料300円(10%)の商品を例にします。
| 発送サイズ | 送料の目安 | 手元に残る利益 |
|---|---|---|
| ネコポス(厚さ3cm以内) | 210円 | 約1,490円 |
| ゆうパケットプラス(専用箱65円込み) | 約520円 | 約1,180円 |
| 宅急便コンパクト(専用BOX70円込み) | 約520円 | 約1,180円 |
| 宅急便60サイズ | 約750円 | 約950円 |
| 宅急便80サイズ | 約850円 | 約850円 |
※送料はメルカリ公式ヘルプ(2026年8月時点)をもとにしています。改定されることがあるため、最新の料金はメルカリ公式でご確認ください。
一番小さいサイズと一番大きいサイズでは、同じ売値なのに利益が約1.7倍も違います。これが「安く仕入れたのに儲からない」の正体です。
だからこそ、仕入れる瞬間に「この商品はどの箱に入るだろうか」と考える癖をつけると、利益が安定します。私はこれを意識するようになってから、かさばる商品を避けて小さくて単価の高いものを選ぶようになり、同じ作業量でも手取りが増えました。
【重要】ネコポスのサイズが2025年11月に拡大されました
せどりをする人にとって、ここ数年で一番大きい変更です。2025年11月10日発送分から、ネコポスの対応サイズが拡大されました(ヤマト運輸公式発表)。変更前は「縦23.0〜31.2cm・横11.5〜22.8cm」という規格でしたが、大きさの上限が広がったのが今回の変更点です(厚さ・重さ・送料は変更なし)。
| 項目 | 変更後(現在) |
|---|---|
| 大きさ | 三辺合計60cm以内・長辺34cm以内 |
| 厚さ | 3cm以内(変更なし) |
| 重さ | 1kg以内(変更なし) |
| 送料 | 210円(据え置き) |
変わったのは大きさだけです。厚さ3cmはらくらくメルカリ便のネコポスでは以前からの規格で、今回変更されていません(ヤマト運輸の通常のネコポスは2.5cmですが、メルカリ便は3cmという扱いです)。
つまり、これまでA4に収まらず宅急便コンパクトや60サイズで送っていた薄手の衣類・雑誌が、210円で送れるようになったということです。同じ商品で送料が300円以上下がるケースもあります。
Tシャツ・薄手のブラウス・雑誌・カタログなどを扱っている方は、過去に「大きいから利益が出ない」と見送った商品を、もう一度見直す価値があります。
ゆうゆうメルカリ便とらくらくメルカリ便、どちらを選ぶか
サイズを意識できるようになったら、次は発送サービス選びです。メルカリには2つの公式配送方法があります。
| 項目 | ゆうゆうメルカリ便 | らくらくメルカリ便 |
|---|---|---|
| 配送会社 | 日本郵便 | ヤマト運輸 |
| 小型サイズ | ゆうパケットポスト・ゆうパケット | ネコポス(210円) |
| 中型サイズ | ゆうパケットプラス(455円+専用箱65円) | 宅急便コンパクト(450円+専用BOX70円) |
| 大型サイズ | ゆうパック | 宅急便(60〜160) |
| 主な発送場所 | 郵便局・ローソン・ゆうゆう窓口 | ファミマ・セブン・ヤマト営業所・PUDO |
| 匿名配送 | ○ | ○ |
| 追跡サービス | ○ | ○ |
匿名配送・追跡ありという基本性能はどちらも同じです。中型サイズの合計金額もほぼ横並び(約520円)なので、料金で悩む必要はありません。選ぶ基準は次の2つで十分です。
無理にどちらかへ統一する必要はありません。小物はゆうゆう、箱物はらくらくと使い分けている人も多く、私自身もそうしています。
仕入れ前に揃えたい、サイズ別の梱包材
「この商品はどの箱に入るか」を判断するのに一番効くのは、実際に手元に箱があることです。
頭の中でセンチを計算するより、仕入れた商品を家にある箱に当ててみる方が圧倒的に速く、正確です。だから梱包材は、売れてから買うのではなく仕入れを始める前に揃えておくのが正解です。
ただし、最初から全部そろえる必要はありません。まずは①のクッション封筒と②の宅配ビニール袋の2つがあれば、小物と薄手の衣類はカバーできます。2つで数千円ほどから始められます(価格は変動するため、正確な金額はリンク先でご確認ください)。段ボールは、大きい商品を仕入れることになってから買い足せば十分です。
① 小物・アクセサリー用(ネコポス・ゆうパケットポストサイズ)
もっとも送料が安く、利益率が高くなるサイズです。アクセサリー・小型ガジェット・薄い書籍などはここを狙います。クッション封筒なら、これ1枚で梱包が完結します。
※商品名にある「旧ネコポス最大」は、拡大前の規格に合わせたサイズという意味の表記です。小物用にはこのサイズで十分ですし、当然いまのネコポスにも収まります。
② 薄手の衣類・雑誌用(拡大したネコポスを活かす)
先ほどの「ネコポスのサイズ拡大」を実際の利益に変えてくれるのが、この宅配ビニール袋です。A4サイズ(幅25cm×高さ32.5cm)なら、拡大後のネコポス規格(長辺34cm以内)にしっかり収まります。
Tシャツやブラウスをたたんで入れれば十分収まるので、これまで宅急便コンパクトで送っていた衣類が210円になります。防水で中身が透けないため、雨の日の投函でも安心です。
ひとつ注意点があります。この袋は幅25cm×高さ32.5cmなので、厚さは2.5cm程度までに抑えるのが安全です。25+32.5+3=60.5cmとなり、厚さ3cmまで詰めると三辺合計60cmをわずかに超えてしまうためです。厚さの3cmだけを見て詰めすぎないよう気をつけてください。
こういう100枚単位の消耗品こそ、ネット通販でまとめ買いすると1枚あたりが一気に安くなるジャンルです。1枚25円前後で買えます。
③ 箱型の小型商品用(宅急便コンパクト)
薄型には収まらないけれど、そこまで大きくない商品用です。専用BOXに入るかどうかが送料の分かれ目になるので、手元に置いて実物を当ててみるのが確実です。
ただし、この専用BOXはネット通販で買わないでください。ヤマト運輸の営業所・ファミマ・セブン-イレブン・メルカリストアなどで1枚70円(税込)で買えます。ネット通販だとまとめ売りで1枚あたり150〜200円になることもあり、せっかく削った送料を梱包材で失うことになります。
同じ理由で、ゆうパケットプラスの専用箱(65円)も郵便局・ローソンの店頭が確実です。店舗によっては在庫がないこともあるので、発送のついでに数枚まとめて買っておくと安心です。
④ やや大きめの商品用(宅配80サイズ前後)
衣類や小型家電など、箱が必要なサイズです。60〜80サイズは使用頻度が高いので、まとめ買いしておくと1枚あたりの単価が下がります。
これらが手元にあると、店頭やネットで商品を見た瞬間に「これはネコポスサイズだから利益が出る」「これは80サイズになるから見送ろう」と判断できるようになります。仕入れの判断スピードが上がることが、実は一番のメリットです。
梱包材は「ネットで買うもの」と「店頭で買うもの」を分けるのがコツです。袋・段ボール・緩衝材はネットでまとめ買い、配送会社の専用BOXは店頭。これだけで無駄な出費が減ります。
よくある質問
Q. せどりの仕入れは、いくらから始められますか?
A. リサイクルショップやフリマ仕入れなら、数千円からでも始められます。最初から大量に仕入れず、1〜2品でサイクル(仕入れ→出品→発送)を一度回してみることをおすすめします。
Q. 仕入れる商品はどう選べばいいですか?
A. まずはメルカリで「売り切れ(SOLD)」を絞り込んで検索し、実際に売れている価格を確認します。そのうえで、送料込みで利益が残るかを計算してから仕入れると失敗が減ります。
Q. ゆうゆうメルカリ便とらくらくメルカリ便、結局どっちが安いですか?
A. 同じサイズ区分なら料金差はほとんどありません。送料そのものより、発送場所の近さや梱包のしやすさで選ぶ方が現実的です。
Q. 梱包材はどのタイミングで買い足すべきですか?
A. 在庫がゼロになってから注文すると発送が遅れます。残り5個を切ったら注文するなど、自分なりの目安を決めておくと安心です。
Q. 中古品を仕入れて売るのに、資格や許可は必要ですか?
A. 継続して仕入れ・販売をするなら「古物商許可」が必要です。詳しくは次の項目で説明します。
始める前に知っておきたい「古物商許可」
ここまで読んで「まずはリサイクルショップかフリマ仕入れから」と思われた方に、先にお伝えしておきたいことがあります。
中古品を、繰り返し利益目的で仕入れて販売する場合、古物営業法により「古物商許可」が必要です。この記事でおすすめしたリサイクルショップ仕入れ・メルカリ仕入れは、まさにこれに当てはまります。
(神奈川県警察公式サイトの申請案内をもとにした金額・日数の目安・2026年8月時点。都道府県により細部が異なります)
自分の不用品を売るだけなら許可は不要です。ただ、「安く仕入れて高く売る」を続けるつもりなら、早めに取得しておくほうが安心です。無許可で営業した場合の罰則も定められています。
正確な要件や必要書類は都道府県によって細かく異なるため、最寄りの警察署に一度相談するのが確実です。
まとめ:仕入れは「サイズから逆算」すると利益が残る
1. 仕入れ先はリサイクルショップ・海外通販・フリマ/オークション・卸サイトの4つ。最初はリサイクルショップかフリマ仕入れが安全
2. 仕入れ前に「仕入れ値・販売手数料・送料」の3つを必ず計算する
3. 送料はサイズで決まるため、同じ売値でも大きさ次第で利益が約1.7倍変わる
4. 2025年11月からネコポスが三辺60cm・長辺34cm・厚さ3cmに拡大。薄手の衣類や雑誌も210円で送れる
5. 発送方法は近所の店とサイズで選ぶ。両方使い分けてもOK
6. 梱包材は袋・段ボールはネットでまとめ買い、配送会社の専用BOXは店頭(70円)が正解
7. 中古品を繰り返し売るなら、古物商許可(警察署・19,000円)が必要
「安く買う」ことばかりに意識が向きがちですが、小さく送れる商品を選ぶだけで利益は驚くほど変わります。まずは手元の梱包材のサイズを確認して、次の仕入れから「この箱に入るか?」を意識してみてください。
仕入れ・販売が軌道に乗ってきたら、確定申告や経費の扱いも気になってきます。せどりの利益、確定申告は必要?にまとめています。仕入れたものが思うように売れなかったときの考え方は、せどりで5個仕入れて売れたのは1個だけだった話で解説しています。
※本記事の送料・手数料は2026年8月時点の情報です。送料は改定されることがあるため、実際に発送する際はメルカリ公式の最新料金をご確認ください。