サブスクを全部洗い出したら、解約したのは動画配信ではなかった|50代の月額支払い棚卸し
🖊 この記事は、筆者が実際に体験した内容をもとに書いています。
サブスクを見直そうとして、まず気づいたこと
「サブスク、見直したほうがいいよな」と思い立ったとき、最初に浮かんだのはNetflixやAmazonプライムでした。動画配信サービスをいくつか解約すれば、それで終わりだろうと。
でも実際に洗い出してみると、そこで見つかったものではありませんでした。
この記事は、固定費を見直すと年間いくら浮く?や50代の固定費見直し完全ガイドのような「いくら下げられるか」の記事ではありません。そもそも自分が何にいくら払っているのかを、どうやって全部見つけるかという、その手前・いわば「棚卸し」の話です。下げ方は上の2記事にまとめているので、まず何に払っているかを洗い出したい方は、このまま読み進めてください。
① 「解約するもの」を探す前に、「払っているもの」を全部出す
サブスクの見直しというと、つい「何を解約しようか」から考え始めてしまいます。でも、この順番だと思いついたものしか解約できません。
Netflix、Amazonプライム、Spotify……頭に浮かぶのは、だいたい動画配信か音楽配信です。でも実際に払っているものは、それだけとは限りません。
先に、思いつくかどうかに関係なく払っているものを全部出す。解約するかどうかを考えるのは、そのあとです。
② 実際に使った3つの洗い出し方法
私が実際にやったのは、次の3つです。
クレジットカードの明細は、多くの人がまず見るところだと思います。ただ、これだけでは足りませんでした。
口座から直接引き落とされているものは、カード明細には出てきません。 通帳もあわせて確認して、初めて気づいたものがありました。
そしてもうひとつ、画面の中(明細やアプリ)だけを見ていても見つからないものがあります。それが身の回りを見るというやり方です。
家の中を見渡すと、機器がつながっていたり、紙の郵便物が届いていたりします。明細の文字列だけを追っていては気づきにくい種類のものです。
③ 家族が別に契約していたものがあった
自分のカード明細と通帳をどれだけ見直しても、出てこないものがありました。
家族が、自分とは別に契約していたものがあったのです。
自分の支払い手段だけをいくら洗い出しても、これは構造的に見つかりません。何のサービスだったかはここでは書きませんが、伝えたいのはそこではなく、「自分の明細だけ見ても足りない」ということです。家族がいる方は、自分の分だけで満足せず、一度声をかけて確認してみることをおすすめします。
④ 見つかったのは、サブスクだと思っていなかったもの
私が実際に解約したのは、IP電話と新聞でした。
新聞は、毎朝新聞受けに入っているのを見ているのに、それが「サブスク(継続課金)」だという意識が抜け落ちていました。
「サブスク=動画配信・音楽配信」という思い込みが、洗い出しの範囲を自分で狭めていたのだと思います。IP電話も新聞も、見た目は毎月の請求書や口座引き落としであって、「アプリのサブスク」のようなイメージとは結びつきにくいものです。
⑤ 洗い出したあと、どう判断したか
払っているものを全部出したら、次はひとつずつ判断します。選択肢は3つです。
1. 解約する
2. 続ける
3. 安いプランに変える
私はIP電話と新聞を解約しましたが、これはあくまで私の判断です。「サブスクは解約したほうがいい」と一般化するつもりはありません。
特に新聞については、「やめる」以外の選択肢もあります。宅配をやめてデジタル版に切り替えれば、購読自体は続けながら料金を下げることができます。この考え方は固定費を見直すと年間いくら浮く?で扱っているので、「新聞は続けたいけど安くしたい」という方はそちらを参考にしてください。私は続ける・安くするではなく、解約するという判断をしましたが、これはあくまで私の場合の話です。
⑥ 結果:月4,400円・年52,800円
IP電話(月約400円)と新聞(月4,000円)を解約したことで、月4,400円、年間にすると52,800円の削減になりました。
これは私が実際に契約していたものを解約した実額です。一般的な相場や、誰にでも当てはまる金額ではありません。人によって契約しているサービスも金額も違うので、この金額そのものより、「動画配信以外にも見落としがある」という洗い出しの視点を持ち帰ってもらえたらと思います。
よくある質問
Q. サブスクの洗い出しは、どこから始めればいいですか?
A. まずはクレジットカードの明細と通帳(口座引き落とし)を確認してください。そのうえで、家の中の機器や届いている郵便物など、身の回りも見てみることをおすすめします。
Q. 家族の分もまとめて確認したほうがいいですか?
A. はい。自分の支払い手段だけでは、家族が別に契約しているものは見つかりません。家族がいる場合は、一度声をかけて確認しておくと安心です。
Q. 新聞は解約すべきですか?
A. 私は解約しましたが、これは一般論ではなく私個人の判断です。宅配をやめてデジタル版に切り替えるという選択肢もあります。詳しくは固定費を見直すと年間いくら浮く?をご覧ください。
まとめ:まずは「何に払っているか」を全部出すことから
1. 解約するものを探す前に、払っているものを全部出すのが先
2. 洗い出しはクレジットカードの明細・通帳・身の回りの確認の3つ
3. 家族が別に契約しているものは、自分の明細だけでは見つからない
4. 「サブスク=動画配信」という思い込みが、洗い出しの範囲を狭める。私の場合はIP電話と新聞がそれだった
5. 洗い出したあとの判断(解約・継続・安いプランへ)は、あくまで個人の判断。一般化はできない
6. 私の場合の削減額は月4,400円・年52,800円(実額であり相場ではない)
払っているものを全部洗い出せたら、次は「いくら下げられるか」です。項目ごとの見直し方は50代の固定費見直し完全ガイドにまとめているので、あわせてご覧ください。