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退職・転職前に必ず確認!50代がもらえる給付金ガイド

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退職・転職前に必ず確認!50代がもらえる給付金ガイド

退職前に知っておかないと、損する可能性があります


50代での退職や転職は、20〜30代とは「もらえるお金」の内容が大きく違います。


知っているかどうかで、数十万円〜百万円以上の差がつくこともある給付金の世界。「退職してから調べればいい」ではなく、退職前に把握しておくことが重要です。


この記事では、50代が退職・転職の際に受け取れる可能性のある給付金を、わかりやすくまとめました。


① 雇用保険の失業給付(基本手当)


退職後の生活を支える基本中の基本です。


雇用保険に加入していた会社員が退職した場合、ハローワークで手続きをすることで失業給付(基本手当)を受け取れます。


50代の給付日数は長い


給付日数は年齢と勤続年数によって決まります。50代は若い世代より給付日数が長く設定されています。


年齢勤続10年以上勤続20年以上
45〜59歳180日240日
30〜44歳120日180日

※会社都合退職の場合。自己都合退職は給付開始まで2〜3ヶ月の給付制限期間あり。


1日の給付額の目安


退職前6ヶ月の平均賃金の約50〜80%が支給されます。


  • 月収30万円の場合:日額約5,000〜7,500円
  • 月収40万円の場合:日額約6,000〜8,000円(上限あり)

  • 受給するには、退職後すみやかにハローワークへ行くことが必要です。申請が遅れると、その分受給できる期間が短くなります。


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    ② 高年齢者雇用継続基本給付金


    60歳を過ぎて給与が下がった場合に支給される、あまり知られていない給付金です。


    60歳時点の賃金と比較して、給与が75%未満に下がった場合、差額の一部が補填されます。


  • 支給額:低下した賃金の最大15%相当
  • 支給期間:60歳〜65歳まで(最大5年間)
  • 申請先:勤務先を通じてハローワーク

  • 定年後に再雇用で給与が下がるケースは非常に多いため、対象になる方は積極的に申請を。5年間で数十万円〜百万円以上になることもあります。


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    ③ 再就職手当


    失業給付を受けながら就職活動をして、早期に再就職が決まった場合にもらえる給付金です。


    もらえる条件


  • 失業給付の受給資格がある
  • 待機期間(7日間)終了後に就職した
  • 給付日数の3分の1以上が残っている状態で就職した

  • 支給額の目安


    残日数の割合支給額
    3分の2以上残っている残日数×日額の70%
    3分の1以上残っている残日数×日額の60%

    たとえば、日額7,000円・残り150日の状態で再就職した場合:

    → 7,000円 × 150日 × 70% = 735,000円


    長く無職でいるよりも早期に再就職したほうが、再就職手当でまとまった金額をもらえることがあります。


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    ④ 教育訓練給付金


    再就職やスキルアップのための講座受講費用を補助してくれる制度です。50代の転職活動にも活用できます。


    2種類ある


    一般教育訓練給付金

  • 受講費用の20%(上限10万円)を補助
  • 対象:簿記・FP・英語・ITなど幅広い

  • 専門実践教育訓練給付金

  • 受講費用の最大70%(年間上限56万円)を補助
  • 対象:看護師・介護福祉士・ITエンジニア資格など
  • さらに再就職できた場合、追加で10%支給(合計最大80%)

  • 申請条件


  • 雇用保険の加入期間が1年以上(一般)、3年以上(専門実践)
  • 在職中でも申請可能

  • 「転職のためにスキルを身につけたい」という50代の方には特におすすめの制度です。


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    ⑤ 求職者支援訓練(職業訓練受講給付金)


    雇用保険を受給できない方向けの訓練制度です。


    失業給付が受けられない場合でも、一定条件を満たせば月10万円の給付金をもらいながら職業訓練を受けることができます。


  • 対象:雇用保険を受給できない求職者(収入・資産要件あり)
  • 給付額:月10万円+通所手当(交通費相当)
  • 訓練期間:2〜6ヶ月
  • 申請先:ハローワーク

  • 訓練コースは、IT・介護・簿記・Web制作などがあります。50代での新しいスキル習得にも使える制度です。


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    ⑥ 傷病手当金(在職中に病気・ケガで休んだ場合)


    退職とは少し違いますが、在職中に病気やケガで働けなくなった場合に受け取れる給付金です。


  • 支給額:標準報酬日額の3分の2
  • 支給期間:最長1年6ヶ月
  • 申請先:加入している健康保険組合・協会けんぽ

  • たとえば月収30万円の場合、1日あたり約6,700円が支給されます。1年6ヶ月受給すると、合計約360万円以上になる計算です。


    退職後も、在職中から引き続き受給していた場合は受け取り続けられます。


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    退職前にやるべき3つの確認


    確認①:自分の雇用保険加入期間を確認する


    ハローワークまたはマイナポータルで、雇用保険の加入履歴を確認できます。過去の会社での加入期間も合算されるため、転職経験がある方はすべての期間を確認しましょう。


    確認②:退職理由を正確に把握する


    「会社都合」か「自己都合」かで、給付開始時期と給付日数が大きく変わります。リストラや雇い止めの場合は「会社都合」として扱われ、給付制限なしで即受給できます。


    確認③:退職後の健康保険を決める


    退職後の健康保険は3つの選択肢があります。


    選択肢特徴
    任意継続(元の健保を継続)2年間継続可能。保険料は全額自己負担
    国民健康保険に加入前年収入で保険料が決まる
    家族の扶養に入る収入要件あり。最もコストが低い

    失業給付を受けている間は、配偶者の扶養に入れない場合があるため注意が必要です。


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    まとめ:退職後のお金は「知っているかどうか」で決まる


    給付金受け取れる金額(目安)
    失業給付(基本手当)月15〜20万円×最大8ヶ月
    高年齢者雇用継続給付金月数万円×最大5年
    再就職手当数十万〜百万円以上
    教育訓練給付金受講費の20〜70%
    傷病手当金月約15〜20万円×最大18ヶ月

    退職・転職を考えている50代の方は、まずハローワークに相談に行くことを強くおすすめします。窓口では、自分がどの給付金を受け取れるか、丁寧に教えてもらえます。


    「知らなかった」で損しないために、動く前に一度確認してみてください。